目標を達成する事は難しいですが、自分の過去の成功例と失敗例や友人の成功例(勉強・ビジネスに関係なく)を振り返ると見えてくるものがあります。自分が大学受験の時も、発電所を建てて黒字を出した時もそうですが目標を達成した時は大体この様な考え方でうまくいってたなと思います。(僕自身が目標を達成できなかった事も沢山ありその失敗も今となっては凄く良い経験で、逆に以下が足りてませんでした)

やまさき塾では以下の様な考え方を取り入れております。

  • 目標を設定する。 ←先生の腕の見せ所。
  • 目標と現在地の差を明確にする。(差はあって当たり前。馬鹿にしない。できないと決めつけない。)
  • 目標と現在地の差を埋める為に、何が必要かを考える。具体的に列挙する。
  • その差を埋める方法論・努力量を考える。※ポイントは努力する本人が納得していないと効果が薄いという事。つまり一緒に考える。努力せずに目標達成は不可能。
  • 話し合った方法論を実行に移す。(勉強する) ←モチベートする。先生の腕の見せ所。
  • より効率的な勉強法や、要点を抑えた分かり易い授業をする。 (算数と数学は特に本質的な部分の説明が大切) ←先生の腕の見せ所。
  • 方法論が正しいか定期的に振り返る。(短期的なテストの結果が出てるor出てない)
  • 必要に応じ軌道修正。方法の変更・強度を上げる等。

この中で一番難しいのは目標設定だと思います。本人がこれだ!と決めた目標があれば自走し易いので正直楽ですが、そうじゃないケースも多々あります。まだ目標が明確になっていない時期もありますし、あの手この手でその目標を設定していく、まずは〇〇大学合格ではなくて小テスト〇〇点といったスモールステップにしてみる、「君ならできる」と生徒以上に信じる等、先生としての腕の見せ所だと思っております。

松下幸之助の言葉で「志を立てよう。本気になって、真剣に志を立てよう。命をかけるほどの思いで志を立てよう。志を立てれば、事はもはや半ば達せられたといってよい。(著書「道をひらく」より引用)」があります。本気で目標が定まったら半分達成した様なものという事ですが、多くの人がいやいやいやと思うかもしれませんが、僕はその通りだなと思います。目標を決めたらその目標と現在地のギャップを埋めるだけです。だからこそ本気の目標を立てるのは難しいので、そうなる様に並走し導くのが先生の役割だと思っています。

そして結果を出すのは、本人の努力が必須ですし、それを引き出すのは先生なので、本人と先生の両方が大切になります。決して片方だけではありません。

目標を達成する為には当たり前の手法ですが、この「当たり前の事を当たり前にし続ける」は、簡単な様でずっと継続している人は少ないです。そして、社会で事を成す人は必ずこの考えを持って実行・継続しています。

正直、この手法で成功体験を積めば、目標達成のコツが分かるので、人生が楽しくなります。生徒の皆様が良い未来を描いてもらえる様に一緒に並走して参ります。